So-net無料ブログ作成
前の1件 | -

中国山地幻視行~白木山・夏服を着たお地蔵さん [中国山地幻視行]

中国山地幻視行~白木山・夏服を着たお地蔵さん

 

 梅雨の晴れ間である。7月12日、これはどこかに行かねばと白木山に車を走らせた。遅い時間帯ではなかったが、ふもとの道路端は車でいっぱいだった。世の中には同じ思いの人たちがそれなりいるようだ。

 晴れているとはいえ、梅雨の季節である。樹林の山道は湿気が立ち込め、気温は朝から30度近くを指していた。額から汗が流れ落ち、へろへろになって登っていると、後ろからひたひたと足音が聞こえ「まだ4合目よ、がんばらにゃあ」と声をかけられ、あっという間に追い越された。とたんに気力はなえ、ひと休みを決め込んだ。

 予想にたがわず、山頂は平日というのに満員状態だった。湿気のせいか、山頂からの遠望は今一つ。広島湾の島々が辛うじて見える程度だった。目を転じると、山頂広場の端っこに赤い花が見えた。近くで見ると、花ではなく葉が赤く染まっていた。アカメだろうか。平地の庭先や民家の生垣に植えてある、あれだ。こんな山頂(といっても1000㍍に届かないが)に自然に生えたのだろうか。それとも誰かが植えたのだろうか。途中の山道といい山頂広場といい、手入れの行き届いた山である。誰かが植えた可能性は否定できない。

 この山は、途中の地蔵さんを眺めるのが楽しみである。どれもが個性的な表情で、泣いているようにも笑っているようにも見える。それらが周囲の自然に溶け込んでいる。冬は赤い厚手の服を着ているが、今は赤い水玉の夏服である。それらをカメラに収めていると、つい時間が立ってしまう。登山口まで帰りつくと日はとっくに傾き、朝方あれほどいた車は数えるほどになっていた。



DSC00073のコピー.jpg
誰かが植えたのか、アカメ

DSC00085のコピー.jpg
広島湾と厳島が辛うじて見える

DSC00076のコピー.jpg
登山口付近。流れるのは三篠川

DSC00088のコピー.jpg
山頂付近は整備されている

≪夏服を着たお地蔵さん≫

DSC00090のコピー.jpg

DSC00091のコピー.jpg

DSC00094のコピー.jpg

DSC00067のコピー.jpg

DSC00096のコピー.jpg

DSC00099のコピー.jpg

DSC00100のコピー.jpg

DSC00105のコピー.jpg

nice!(2)  コメント(0) 
前の1件 | -