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中国山地幻視行~思わぬ雪と氷・三倉岳(2月13日) [中国山地幻視行]

中国山地幻視行~思わぬ雪と氷・三倉岳(2月13日)

 9合目を過ぎて、中岳に向かう。途端に雪が多くなる。この辺りは鞍部で風が通りやすい。山間部に雪を降らせた風が、ここまでくるのだろう。比較的乾いた雪で、足元でキュッと鳴る。靴底の溝に詰まって、滑る感覚がある。アイゼンを持ってくればよかった、と思うがもう遅い。そのうち、狭い溝状の山道になる。
 なんとか登り切って、中岳から夕陽岳への長い溝状のルートに向かう。ここは一日中日当たりが悪い。雪があると苦労するなあ、と思っていたが、思いのほか雪はなかった。しかし、つかもうとした木の根っこはいずれも太いツララが下がっていた。
 手袋を雪山用に変えて、登る。足元の岩はうっすら氷が張り、よく滑る。バランスを取りながら注意深く体をずりあげていく。ここには長い鉄の鎖が張ってあるが、凍り付いてほとんど役に立たない。
 なんとか登り切って息を整える。やや雪が深くなった道を行く。頂上からは羅漢山がよく見えた。広島、山口県境に近いあたり、レーダー塔の立つ半円形の山容は白く雪をかぶっていた。

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予想しなかった雪が現れた

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行く手には巨大なツララ。左手に鎖が見えるが、凍り付いて役に立たない


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こんなのを見るとホッとする


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広島・山口県境にある羅漢山。雪をかぶっている