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中国山地幻視行~黄葉の深き森・天上山 [中国山地幻視行]

中国山地幻視行~黄葉の深き森・天上山


 前回、うっかり「最後の紅葉」とタイトルをつけてしまった。もう見納めと思ったからだ。しかし、見納めではなかった。

 天上山(972㍍)に登った。巨木が連なる深い森がある。かつて郡部だったが、市町村合併で広島市の一部になった。なんとも落ち着かない。中国山地の懐に抱かれた山域、といったほうがしっくりくる。

 「竜頭の滝」方面から登った。山頂まで2時間余りである。渓谷に沿った道は険しく、ところどころではしごやアルミの橋が頼りになった。「紅葉」というより「黄葉」である。ブナ、トチ、そのほか落葉樹の巨木を眺め、変化に富む山道だった。

 山頂はほとんど眺望がなかった。わずかに北に向かって広島県の最高峰・恐羅漢が望めた。目を凝らせば、山頂付近のスキー場のゲレンデが確認できた。山深く、晩秋の気配が漂っていた。(1110日)

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黄葉の森Ⅰ

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黄葉の森Ⅱ

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黄葉の森Ⅲ

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トチの巨木


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古びた鉄橋が風情を醸す

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山頂には立派な標識が立っていた

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恐羅漢のゲレンデが望めた



中国山地幻視行~最後の紅葉・大峰山 [中国山地幻視行]

中国山地幻視行~最後の紅葉・大峰山


 

 大峰山の山頂直下、ブナ林の陰で一休みしていると葉がざわっと揺れた。風ではない。雨である。予報では、夕刻から降るとなっていたが、少し早まったようだ。山の天気はわからない。先を急ぐ。八畳岩に着いたころ、本降りになった。

 期待していなかったが、紅葉(黄葉)は盛りであった。晴れていれば透明感を増していたに違いない。残念なことだった。それでも、はるかに見える西大峰は、晩秋の色に染まっていた。そぼ降る雨の中で眺めた。(118日)



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大峰山の山頂から。右後方が西大峰

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広島市方面を望む


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 登山口がある玖島方面を望む