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中国山地幻視行~久々の山・恐羅漢 [中国山地幻視行]

中国山地幻視行~久々の山・恐羅漢


 気がつけば立山・大日岳以来、1カ月以上も山から足が遠のいていた。サボっていたわけではない。所用がたてこみ、夏は暑く、9月になれば雨続きの天候でこうなってしまった。9月23日は、久々に中国山地が晴れたので恐羅漢を目指すこととした。
 久しぶりの晴れ間というのに、恐羅漢スキー場の駐車場に車はなかった。花の咲いていないゲレンデをひとりいく。こうなると、怖いのはクマである。ザックに鈴をつけ、ラジオのボリュームを上げて登る。
 もう一つ怖いのはマムシである。クマには幸い出会わなかったが、マムシは登り2回、下り2回の計4回出くわした。とぐろを巻き鎌首を持ち上げた状態ではなく、いずれも草むらに潜り込むところであったが、丸々としたのばかりで気持ちのいいものではなかった。
 山頂は予想通り人気(ひとけ)はなかった。雲が低く、風は冷たかった。やっぱり秋だな、と思ったとたんに雲間から日が差した。とたんに後頭部を熱気がおおった。まだ夏はどこかに残っているようだ。
 この山はクマ銀座としても知られる。その辺からのそっと顔を出しそうでもあり、長居は無用と記念写真を撮ったのち下山の準備を急いだ。写真を撮り終えたころ、下から5、6人のグループが登ってきた。「十方山はどちらかね」と聞かれたので、雑木が邪魔になって見えないはず、と答えた。この山からは、臥龍、深入山の方向はよく見えるのだが、十方、吉和冠の方向は展望がきかないはずだ。
 山道にほとんど花はなかったが、山頂付近に紫の小さな花だけが咲いていた。エンゴサクの一種かと思うが、開花期が違っている(エンゴサクは初夏)。マムシが出るのは700800㍍あたりと思っていたが、この日出会ったのがいずれも標高1000㍍以上であったのには驚いた。下りは夏焼峠へと向かおうと思ったが、ゲレンデを逸脱するスキーヤー向けの「滑走禁止」の無粋な看板に心を折られ、来た道をたどった。


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西中国山地。雲が低い

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恐羅漢の山頂

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エンゴサクは秋には咲かないはずだが…

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山道を遮る無粋な看板 


 


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