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北アルプス幻視行~立山・大日岳縦走(1) [北アルプス幻視行]

北アルプス幻視行~立山・大日岳縦走(1)


 

71920日≫

 九州・中四国・近畿・東海で梅雨明け宣言が出た翌日、信濃大町から扇沢をへて黒部アルペンルートを使い室堂に入った。立山と大日岳を縦走するためである。

 もう20年はたつはずだ。富山から室堂に入り五色原、スゴ乗越をへて薬師岳から三俣、双六を縦走したことがある。最後は西鎌から槍へと思ったが台風の急接近で新穂高に駆け下りた。しかし、もうそんなことはできない。年相応のルート選択となった。

 梅雨明け宣言が出たばかりとあって、快晴のもと室堂山荘を出た。一の越の小屋からは表銀座、裏銀座、槍穂高、笠岳、黒部五郎、薬師が望めた。空はあくまで青い。ここには何度か訪れたが、これほどの眺望は記憶にない。

 さて、と雄山への登山路に踏み出したが、足が前に出ない。あえぎながら岩稜を登り切れば1時間はとうに過ぎていた。日頃の鍛錬不足が身に染みる。一息ついて山頂の神社を訪れた。神主さんが待ち構えていた。

 大汝山までは、岩稜だが急登はない。山頂の大岩に取り付いて振り返れば、槍穂高から薬師岳までの稜線が一段とよく見えた。目を転じれば真砂岳、内蔵助カール越しに別山と剣岳。立山の最後のピーク富士ノ折立から急斜面を下りれば、雪渓と砂地のなだらかな稜線が続く。このころになると、あたりをガスが包み始めた。この先は別山の頂からの剣岳が目当てである。焦り半分、別山への最後の登りに取り付いた。

 山頂には小さな祠があった。薬師岳にもこうした祠があったと記憶する。実際の山頂はここから10分ほど北東へ移動したあたり。地図で見ると、標高が6㍍ほど違っていた。頂に着いたころ、剣岳はガスに包まれていた。ガスが切れるのを待ち、山頂付近がわずかに姿を現したところを狙ってシャッターを切った。

 さらに30分ほど歩いて剣御前小屋。本日の宿泊地である。美しい夕日に見とれた。


 
IMG_2577のコピー.jpg。左から槍・穂高、野口五郎岳へ続く裏銀座、笠が岳、黒部五郎岳、薬師岳(一の越から)


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中央付近に富士山、右は南アルプス、左は八が岳

 

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右が鹿島槍、その左が五竜岳。手前の稜線のすぐ右に白馬が見える


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右端が薬師岳。左へ黒部五郎、笠が岳。槍・穂高は雲がかかっている

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真砂岳への稜線と剣岳

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真砂岳へ

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剣を包むガスが一瞬切れた

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剣御前から、剣岳を望む

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剣御前から、沈む夕日を望む


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